Zoom会議用にデスク周りをカスタマイズしてみた

mydesksetup-all デスク周り

リモートワークが導入されてうちの会社でもZoomで色々な業務を行うようになりました。

もともと自宅のデスクで行う仕事は多かったのですが、自宅で過ごす時間も増えたし一念発起で、

デスク周りをZoom会議仕様にカスタマイズすることに。

まずは完成図から

mydesksetup-all

 

この記事の内容

  • どんな方向性(コンセプト)で整理を始めるか
  • モニターの位置決めの考え方
  • モニターアームのこと
  • ちょっとだけタブレットのこと
  • 意外だった照明の大切さ

全体のコンセプト

行動しようと思う時に足かせになるのが「どこから手をつければいいのかわからない」ってことだと思います。それで一応全体の方針だけは決めておこうかと。

私の場合は余計なものは置かない。これだけ意識することに。

「余計なもの」って何?となってまた手が止まってしまいそうですが、「必要なもの」だけデスクに置くということ。じゃあ、最初から必要なものだけ置くようにすればいいわけですが、そんなに簡単に選別できればデスク周りをキレイにしようと思うまでもないわけで。そもそもデスク周りに置くものって自分なりの「必要」があって置いているものですよね。

それで必要だと思っていてもデスクに置く時にホントは不必要ではないかと疑ってみること。その意識を余計なものは置かないというコンセプトで表現してみました。

その結果、選抜メンバーに残ったのはモニター(キーボード、トラックパッド)とタブレットと照明。その他、こまごましたものも見えておりますがそのあたりはご容赦ください(^o^)。

モニターの位置

PCで作業する以上、モニターの位置決めはデスク全体の構成を考える上で最優先事項です。

モニター位置に特別なこだわりはないのですが、デュアルモニターにしていますのでサブモニターの位置をどうするかだけ少し悩みました。というのも以前は縦置きにしていたからです。

縦置きの良さとは?

ブラウザでインターネットの情報やSNSを見る時って縦にスクロールすることが多いですよね。

スマホでウェブサイト見る人が多いことを考えれば当たり前なのですが、それに対してPCモニターは横の比率が大きいので画面の大きさの割に視認性のメリットが大きくないというところから、私の行き着いた結論はサブモニターは縦置きでした。これまでは。

ざっくりいうとこういうことですね。

まず横向き

yokomukihyouji

それが縦向きだと

tatemukihyouji

わかりやすいように誇張していますが、モニターを縦向きにすることの視認性の高さについてご理解いただけるのではないかと。

なぜ横置きに?

この度のデスク周りのカスタマイズでモニターは横置きとなりましたが、その決め手になったのがZoomアプリの使用でした。

2020年5月現在、私の環境ではZoomを使用しない日はありません。数人での打ち合わせ、10人程度の会議、50人超のセミナー的なもの等々、Zoom大活躍です。

Zoom時の基本的な使い方はメインモニターにギャラリービューで参加者全員表示、空いたスペースに発言者のみを単独で映す。この全員表示がある程度の大きさのモニターで行えると参加者の表情まで見えるので臨場感があってグッドです。ちなみに私の使用しているメインモニターは32インチです。

そういうわけでメインモニターは上記のような用途でスペースが一杯になってしまいます。画面共有用の書類、メモ、スケジュール表などの置き場が必要なのですが、それらを表示するのにモニターは横向きのほうが都合がいいというわけです。

モニターアームって便利なの?

モニターの縦横の向きを自在に調整するために必要なのがモニターアームです。別にモニターアームがなければ縦向きの設置ができないわけではありません。付属のスタンドでも対応できるモニターもあります。

私もモニターアームは使っていましたが正直、そのメリットについてはあまり感じていませんでした。でも今回のデスク周りカスタマイズで気づいたメリットをご紹介します。

  1. 高さ(奥行き)調整がしやすい
  2. モニター下のスペースが有効活用できる

1についてはそんなの当たり前だろというツッコミが入りそうですが、Zoom会議において片手で高さが微調整できるのは大きなメリットです。参加者にあまり気づかれずに調整できますしね。私はモニターにウェブカメラを設置していますのでこの部分は特に重宝しています。

人によっては奥行きの調整もできることは便利かもしれません。手前に引っ張ったり、使わない時は奥に引っ込めたりといった使い方ですね。

2についてはスタンド付との比較になりますが、スタンド付モニターの位置決めをするとほとんどの場合スタンドは自分の座る位置の真正面に来ると思います。モニターを正面にする方が多いので当たり前ですよね。でもモニターアームだとデスク横からモニターを持ってこれるのでモニターの下部分にスペースができるんです。

スペースができるから物が置けるという意味ではないんです。モニターの下に何も無いということが重要なんです。この視覚効果は結構大きくてデスク周りをかなりスッキリさせてくれます。これは皆さんにもぜひ実感していただきたいポイントです。

こんな感じ

monitorspace

このすっきり感伝わるかな〜。

 

1の高さ調節とも関連しますが、モニター下に何もないということはモニターをデスクのギリギリまで下げることができるということでもあります。椅子にふんぞり返ったような姿勢で作業することも多い私にはこの点も嬉しいところです。

こんな感じ

monitornonspace

 

 

タブレットの位置

Zoom会議でタブレットは必要書類を参照したりマーキングしたりと欠かせないツールです。リモートワーク前と使用頻度は大差ないのですが、デスク前での仕事が増えたためにタブレットスタンド(本当はPCスタンドのようですが)を購入しました。

重視したのは手に持たなくても視線を向けるだけで資料を見ることができるように適度な傾斜をつけられることです。タブレットペンシルも使用してるので安定性も大切です。

サブモニターの下にミニサイズのタブレットを置いています。実家で不要になったものを貰ってきて使いみちを探していたのですがZoom生活で意外な用途を見つけることができました。

モニター用としてのタブレット

Zoon会議時に自分が共有した画像がどんな風に表示されているか気になることってないでしょうか。または共有している音声が正しく放音されているかなど、いわゆる自分以外のいち参加者としてモニタリングするためにミニタブレットを使用しています。

ただし、音声をオンにした状態の端末が近くに2台以上あるとハウリングが起こりますので私の場合はモニタリング用のタブレットはイヤホンを挿しています。

照明の大切さ

Zoom会議を行うようになって一番重要性を感じたのが照明です。デスク周りの整理にあたってデスクライトはリストラ候補筆頭でした。部屋の照明もあるし、PC作業でデスク照明が必要になることはあまりないし、デスクで紙面の形で文字を読んだり、書いたりする機会も少なくなったし。

ところが、Zoom会議をすると自分の顔も参加者の顔も暗いんです。ある方は逆光で本当に真っ暗です。影だけ見えていてその影が喋っているというのはある意味で大変怖いです(^o^)。

「暗い」というのは文字通りの光量のことですが、こういう部分って全体の雰囲気にも影響しますよね。私の使っていたデスクライトは光量の調整が可能で、角度調節も可能でしたので引き続き使うことにしました。

desklight

照明についてはyoutubeを見るといろんな情報が出てきますが、自分の顔にある程度の光があたっていること逆光に気をつけること、つまり光源を自分の前に持ってくること、自分の後ろに持ってこないこと、これだけでも随分と見栄えが変わると思います。

まとめ

色々なことをZoomで置き換えることができるとこれまで当たり前に行っていたことの意味を改めて考えさせられます。

「アフターコロナ」という言葉も聞かれるようになってきましたが、今回のコロナ禍は私たちのこれまでの価値観を大きく変える契機になるかもしれませんね。デスク周りの整理からちょっとだけそんな真面目なこともふと考えてみました。

最後までお読みくださりありがとうございました。

コメント

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