特別定額給付金の申請受付が始まりました。
私もオンラインにて申請してみました。おおよそ30分ほどで終わりました。
全体的には簡単な印象でしたがいくつか戸惑った部分もありますので皆さんにシェアできればと思います。パソコンでの申請になります。
全体的な案内はこちら
準備するもの
結局はここが一番重要です。必要なものが揃っているかどうかをしっかり確認しておかないと途中で手続きを断念することになりますのでご注意ください。
マイナンバーカード
マイナンバーカードですが、一律に配布された通知カードではなく、市町村役所にて自身で手続きして入手するカードタイプのものです。
そしてマイナンバーカード申請時に登録した署名用電子証明書暗証番号が必要です。登録を簡単にするために券面入力補助用暗証番号(4桁の数字)もあるとなお良いと思います。
ICカードリーダー
これを持っていないためにPCでのオンライン申請ができない方が多数出そうな予感が。確定申告用に持っている方もいるかもしれませんが少数派ですよね。かくいう私も随分昔に購入したICカードを引っ張り出してきました。
sonyのRC-330
古すぎていつ買ったのか忘れました。
ここで問題が発生。ドライバをダウンロードするだけではマイナンバーカードを読み取ろうとするとエラーが発生します。
必要なのはPC/SC アクティベーター for Type Bのダウンロード
こんな化石(?)のようなカードリーダーを使用している人はほぼいないでしょうが、そう何度も買い換えるものではありませんのでここでつまずく人もいるかもしれません。
通帳やキャッシュカードなど振り込み先の口座情報の証明書類
これは問題ないですね。写真にとって後でアップロードします。
必要なものは以上ですが、申請前の準備があとひとつ残っています。
マイナポータルAPのブラウザへの導入
まずブラウザの拡張機能を導入する必要があります。ICカードリーダーが使用可能になるようプラウザ(ChromeやSafari)に機能を追加するための作業です。
導入はこちらから。給付金の受け取り手続きもここから行います。
下の画面の赤い下線部よりダウンロードが可能です。
ちょっと見にくくてすみません。画像をクリックすると拡大します。
次の画面がこちら
ここから自分が利用しているOSのブラウザを選択してダウンロードします。
案内に従って進めていきます。「拡張機能を追加」のタブをクリックしたり、ブラウザ上部のうさぎ?のアイコンをクリックしたり求められますが、とにかく指示通りに進めていきます。
最後にブラウザを再起動します。といってもPCの再起動ではありません。一旦、ブラウザを終了させてもう一度起動させるだけです。
これで必要なものは揃いました。ここまで作業で手続きはほとんどは終了と言ってもいいと思います。
いよいよ手続きへ
手続きも先程のサイトから可能です。
トップページの「1.地域を選んでください」から自分の情報を入力してください。
2については今回は「特別定額給付金」にチェックですね。
必要項目の記入が完了すれば次ページへ遷移できるボタンが有効になります。途中、メールアドレスやら電話番号やらを求められますので正確に入力しましょう。特にメールアドレスは手続完了報告やこの度の申請内容の確認を送信してもらうために必要ですのでご注意ください。
さらに画面が進むといよいよICカードリーダーの出番です。券面入力補助用暗証番号(4桁の数字)があると一部の個人情報が入力されますが、そんな大した手間の削減にはなりませんでした。入力は必須ではありませんので手入力でもいいかもしれませんね。
振込先の口座の情報と口座名義人であることの証明として通帳コピーやキャッシュカードを写真にとってアップロードします。
最後にマイナンバーカード申請時に登録した署名用電子証明書暗証番号が必要です。こちらは必須です。5回間違うとロックされるのでくれぐれも誤入力のないように。
このあたりは画面キャプチャーを忘れた・・・キャプチャーは必要ないほど簡単です。結局は最初の準備で作業の大半は終わりです。「段取り八分」とはまさに至言ですね。
全ての作業が完了すると登録アドレスに完了通知メールが届きます。これに申請作業完了です。お疲れさまでした。
そうそう、同一世帯であれば家族分もまとめて申請可能です。その場合は家族がマイナンバーカードを持っている必要はありません。私の場合は妻は通知カードしか持っていませんが問題なく手続きできました。家族は名前を入力するだけでそもそもマイナンバーを入力するところもありませんでした。参考までに。
まとめ
会社で勧められるままに作ったマイナンバーカードですが、今回ほど作って良かったと感じたことはありません。
お手元にマイナンバーカードがあって、きちんと各種暗証番号を管理していて、ICカードリーダーを持っている方・・・うーん、やっぱり限られた人数になると思いますが、条件さえ整えば手続きは簡単です。今回の記事が参考になれば幸いです。
お読みくださりありがとうございました。
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